皆さま、お変わりございませんか。
今年も桜が綺麗に咲いてくれましたね🌸
今回のブログはいつもと違います！
私の目指している‼︎”医療のカタチ”をお話ししたいと思います。
１．理想な医療とは
Dr.と管理栄養士とで地域の皆さんの健康をサポートしていく^ ^
治療、予防に加え、その方のなりたい自分への後押しをしたい^_^
そのために、Dr.の診察後に管理栄養士と話す場を作って頂けたらなぁと。
これが私のあったら良いのになぁという理想な医療です。
クリニックといった地域に根差した場で、顔と顔を突き合わせて本音で話せる場。
管理栄養士が⁉️
なぜなら食べ方、食べた内容、嗜好など、実は食習慣を聞けばその方の思考や健康に対する考え方、大きく言えば『人となり』がわかるからです。
それを足掛かりに生活習慣や日々の悩みごとを話していただく。
”食の問診”は、患者さんを知る上でとても大切かつ可能性を持った場です(^^)
診察でDr.に言えなかったことなど本音を聞かせて頂き、それをDr.にフィードバックする。
そしてそのフィードバックを基にサポート方針を検証していく。
患者さんお一人お一人に向き合う医療が、患者さんの治療を後押しし、その方のQOL（生活の質）を高め、人生を笑ライフに導く。そして患者さんの満足度が上がっていくので、Dr.も笑顔にと「笑顔の循環」がクリニックに生まれると考えます。
そして管理栄養士との相談の場では〇〇な生活習慣が検査結果のここに結びついている可能性があるので、次回の診察日までに〇〇を改善してやってみようと患者さんと具体的な改善策を話して決める。そして次回の診察結果と照らし合わせながら患者さんと答え合わせをする。
そんなDr.と患者さんを繋なぐ管理栄養士になりたいと願いながら、日々スキルアップをしています。
次項には、夢であった”医療が「やっぱり必要な医療だ」と確信に至る場面や経験をお話し致します。
２．もう一歩足らない
①基準値は予防を知らせる重要値
私の相談業務の中に、健康診断の結果に”引っかかって”来られる方が多くおられます。
お話をお伺いすると、
健診結果で基準値より少し高いくらいやし、、、(＞＜)
自覚症状も特にないし、、、＞＜
と仰る方、、、危機意識の乏しい方が大半です。
ではそもそも健診結果の基準値って一体何のためのものでしょうか。
それぞれの項目に基準値が設けられていますが、
例えばコレステロールや中性脂肪などの基準値なら
ここから動脈硬化のリスクが増えていく値であり、
何らかのケアをしていって下さいねという値です。
言い換えると注意喚起‼️
今の生活習慣では年齢と共に悪くなって来ますよという
御告げ
であり、生活習慣の見直しを取り組んでね！という値になります。
この御告げをどこまで真剣に捉えて頂けるか、
改善方法を一緒に考えれるか
今ならまだ、間に合うよ❗️
相談者さん自身が気づき、前向きになっていただく、予防の概念を植え付ける、ここが私の面談の肝となります。
②病院では終始受け身で終わっている
私の相談に来られる前に一度病院を経て来られる方も多くおられます。
・健診結果が心配になった方
・要検査、要受診など判定が出た方
病院ではどんな風に言われましたか？と尋ねると、
Dr.から「お酒をやめなさい、痩せなさい、甘いもの控えなさい」などと言われましたと、、、
表情が暗い方ばかりにお会いします。
あれ駄目‼︎これ駄目‼︎という言い方は、具体的な改善方法を何も伝えていないと思います。
とは言うものの。。。実際Dr.による診察時間は限られています。病状に加えてその後の生活について患者さんと一緒に考え、具体的なアドバイスをするのにも時間の限界があるのだと思います。
しかし患者さんの生の声は次の様な声です。
・どうせ「やめろ」、「減らせ」と言われるのに決まっているから2度と病院に行きたくなくない。
・本当はお酒をやめたいけど、やめれない。実際どうすればいいのだろう…
・毎晩の晩酌やめたら、ストレスでおかしくなるわ…
・毎日のお菓子！その至福の時のために働いてるのに…
とその方個々の想いや考え方や習慣などを聞き取って、生活習慣改善のアプローチまで行なってはじめて本来の治療だと思います。
確かに患者さんには甘えや今まで通り楽しみたいという願望もあります。人ですからね…
日々仕事に追われ忙しいかったり、経済的な理由など今のご自身の生活を変えられない事情もあります。
様々な理由により薬での治療で病と付き合うことを自ら選択される方がいらっしゃるのも現実です。
③出会った本音⁉︎誰にも変化を起こす能力あり
改めて言いますが、私は病院での対応や内服治療を否定しているのではありません。
事実、私の大事な人や家族が病院の皆様のお言葉や行動、薬で助けられています。
本当なら夢を諦めざるおえないところ、薬のおかげで追えていますというお話も聞かせて頂き、感動を頂いたこともあります。
薬も含めて医療の力は絶大です。
でも一方で、薬だけに頼らず、何とか生活改善もしていきたいなぁ
と内心思っておられる方も沢山おられるます。何を隠そう私自身もそうだからです。
本当は薬を止めたいです、減らしたいのですが、、、
お酒を止められなくて、
甘いものを減らせなくて、
私気持ちが弱くて、、、仕方なく薬に頼らざる負えないんです(*_*)
そんな方でも、改善点ゼロ、変化力がゼロという方はおられません。
飲酒の前に冷えた炭酸水を飲む、、、そんなことがきっかけで減酒される方も実際おられます。
仮に少数であっても、その方の「変えたい」と思う気持ちがあるのなら、その場を作らなければと思います。
3．笑ライフに過ごす
先日職場に約1年前に栄養相談をさせて頂いた方からお電話を頂戴しました。
久しぶりにお話しし、お互いが元気だったことをまず喜びました。
現在の体の悩み事をご相談下さり、短い時間でしたが、私なりにアドバイスさせて頂くと、「モヤモヤが晴れました‼︎」と、電話からもそれを感じ取れるお声が聞けてとても嬉しかったです。
信頼してお電話を下さったi様に感謝致します。そしてお電話でi様が私が甲状腺の病を克服し夢咲笑ライフを伝えたい想いで活動している私の姿が励みになると仰って下さいました。涙。
私は自分の体力から考えると大勢の方を笑ライフに導くことは難しいと思っています。
だからこそご縁のあった方にはお一人お一人を大切に、今より少しでもその方を笑ライフに導きたいと思っています。
これからも夢咲笑ライフ活動を一歩ずつ進めながら、「あったら良いのに」と思う医療をDr.と作れる日が来たらと願っています。
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