1.大寒の労り
暦では大寒を迎え、その通りに大寒波に見舞われましたね。
皆さまが大事に至らなかったら幸いです。
私が住む関西では、冬の時期でも雪景色は殆どなく過ごせます。が今年は雪が積もりました!
とはいえ年に1度程度しか降らないので、、、やはり雪は怖いです>_<
でも雪が降るくらい寒いと、空気が澄んでいて気持ちいいですね。
さて寒くなると腰痛が悪化したり、高血圧に悩んだり、眠りが浅く睡眠不足に陥ったり、ストレスを感じやすく気分が鬱々するなど、こういった症状の原因のひとつに寒さがあります。
今回のブログでは、寒さから来るこういった症状を
「ある臓器⁉︎」
を労ることで今より少しでも笑ライフに過ごして頂けるヒントをお伝え致します。
2.労わろう””腎臓”に”副腎
①皆さまは寒さにはお強いですか?
先程述べた腰痛の悪化、高血圧、睡眠不足、日々何だかモヤモヤするなどのひとつの原因に、寒さから弱る臓器があります。
その臓器が「腎臓や副腎」です。
ちょうどこの臓器は、背中の腰あたりにあります。
冬はよく腰の痛みが出やすくなりますよね(><)
そして寒さから血管が収縮しやすく高血圧に。日照時間が短く、何だかモヤモヤする。
それは寒さからこの臓器が弱っているサインでもありますよ❗️
②なぜこれらの症状が出やすいの?
それはこれらの臓器の働き方が関係します。
ではまず、腎臓からお伝えしますね。
【腎臓】
腎臓の働きは主に3つあります。
1つ目が身体にとって不要な老廃物や余分な水分を出す。
2つ目が身体にとって必要なミネラルなどをとどめておく。
3つ目が身体に必要なホルモンを作る。
寒いからつい外へ行きづらくなり活動量が少なくなりますよね。そのため血流も滞り、腰の痛みが増えたり、年齢を重ねていくことで、腎機能も低下しやすくなります。
すると、身体にとって不要な老廃物や余分な水分を排出できなかったり、逆に身体にとって必要なものを排出してしまったりと不具合が出てきます。
3つ目で紹介した身体に必要なホルモンの1つに血圧を調整してくれるホルモンのレニンというものがあります。
つまり、腎臓から血圧をコントロールしてくれるホルモンが分泌されているので、腎機能が落ちていくと、高血圧になりやすくなるということです。
次に副腎についてお伝え致します。
【副腎】
副腎は腎臓のちょうど直ぐ上にあり、こちらからも様々なホルモンが分泌されています。
この副腎は、副腎皮質と副腎髄質の2つからなります。
副腎皮質
副腎皮質からはストレスに対抗してくれるコルチゾールや、性ホルモン、水分や血圧の調整をしてくれるアルドステロンなどのホルモンが分泌されます。
睡眠とどう関係性があるの?と思いますよね。
通常太陽の光を浴びると、脳からセロトニンが分泌され、それが夜になると熟睡しやすくなるメラトニンに変化することで、眠くなって眠りにつきやすくなります。
実はそれとは別にコルチゾールも朝起きた時に分泌量が増え、夜になると減少することで熟睡しやすくなります。
つまりこのコルチゾールは、ストレス対抗だけでなく、「睡眠」にも関わっているということです。
睡眠には太陽の光も大きく関与していますよね。冬は6時ならまだ真っ暗なので、太陽の光を浴びる量が少なくなりがちに。
この様に冬は睡眠に関わるホルモンの分泌量が減るので、睡眠の質が低下しやすくなります。
副腎髄質
副腎髄質からはアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンっといったホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは、心拍数や血圧を上昇させたるといった自律神経の交感神経の興奮によって分泌が高まったり、やる気や快楽といった際に分泌されたりと体のパフォーマンスに関係します。
実は冬はこれらの分泌量も減りやすいので、「季節性感情障害」といって何だかモヤモヤするといった鬱を感じる人が増えやすいんです。
副腎の凄さは過去のブログでも紹介しています‼️
③冬だからこそ労わろう!
これらの臓器が季節的に弱りやすいので、労っていきましょう。
腎機能が低下すると、慢性腎臓病を患いやすくなります。この慢性腎臓病になると、お食事の制限もしなければならず、他の持病がある方にとっては、なかなかコントロールが難しくなります。
腎臓の機能が低下しているのに何もせず放置すると、尿毒症になり、命に関わってきます。その為、透析や腎移植をせざるを得なくなります。
そうならない為にも、まずできること。
それが「減塩」です。
弱りやすい腎臓、副腎を冬こそ労わる為に、減塩!これは必須ですね!
なぜなら腎機能が弱っていると、塩分排泄する為に腎臓が能力以上に頑張らないといけないからです。
そして減塩することで、高血圧の予防にも繋がりますよね。
では実際に「我が家」で減塩のためにしている工夫をお伝え致しますね!
④減塩のコツ‼️
まず限られた量の調味料を効率よく感じれる様にする為に、タレや煮汁に「水溶き片栗粉」でとろみをつけます。
すると、素材にしっかりと味が絡むので、減塩しやすくなりますよ!
また「ナッツ類」を加えることも減塩しやすいです。
スライスアーモンドや胡桃などを和物に使います。
食感を感じるナッツ類を加えることで、嚙みごたえや旨味もアップするので、調味料を減らしやすくなりますよ!
こうやって工夫しながら減塩をしているけれど、食べると減塩を感じず、「普通の味」になれればと思っています。
無理せず、自然に。これが一番ですね。
「目指せ1食2g、1日6g未満!生活」
3.笑ライフに過ごす
減塩は冬に限らずではありますが、こうやって季節で弱りやすい臓器を労わる姿勢は大事ですね。
皆さまは健康ってどんな時に感じますか。
健康って、「最近調子良いなぁ〜、よく眠れているなぁ〜」など【ふと】感じるものだと思います。まさにこれこそが笑ライフな日々だと。
身体を自然に労り、心が晴れやかに。
笑ライフな日々って、ちょっとした心がけからなんです。
前回のブログでお伝えした、「ちょっと疲れたなぁ」も放置せず、その季節に沿った生き方こそが、笑ライフに過ごす秘訣だと思います。
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